よくあるご質問

Q.材料持込の対応は?

A.もちろん大歓迎です。引き取りも可能ならば小ロットでも対応できます。


Q.最小ロットは何kgからですか?

A.なまし鉄線寸法切り製品及びU字曲げ製品に関しましては、

 材料支給及び引き取りのお客様は、25kgからでも承ります。

 ご購入ご希望のお客様も、全国小ロット25kgから対応させて

 頂きます。別途、送料ご負担願います。

 

 その他、各種線材に関しましては、

 各種線材合計2,000kgから承ります。

 大阪府内のお客様は1,000kgから承ります。

 

なまし鉄線寸法切り

25kg結束例

最小ロット

なまし鉄線U字曲げ加工

25kg結束例

最小ロット

Q.量産対応は?(なまし鉄線寸法切に対して)

A.弊社では「月産180t」の生産設備を保有しておりますので、もちろん大歓迎です。


Q.納期はどれぐらいかかりますか?

A.線径、重量にもよりますが、例えばΦ=3.2mm×L=2000mm重量1tの寸法切り加工製品で

 あれば、生産開始後2~3日後には出来上がっております。

 その他、各種線材に関しましては、メーカー様の生産状況によりますので、お問い合わせ

 下さい。

 

Q.U字曲げ加工はどんな仕上がりですか?

A.曲げ加工部分のRは60mmです。

 例えば、直線寸法長さ2000mmであれば、1000mm×1000mmの二つ折りです。

 要望により、1500mm×500mmなど曲げ加工が対応できる範囲でお答え致します。

 曲げ加工は2~3mmの誤差が生じます。

 

Q.なまし鉄線の表面に油着やスケール(黒皮)の状態はどのような感じですか?

A.油着は切断部分の片方側先端に多少の油が着いていますが、全体に着いていることはありません。

 スケール(黒皮)状態は、手や軍手が真っ黒になることはありませんが多少は着いています。

 寸法切り加工時に石灰粉を使用しますので、薄く石灰粉が着いています。

 スケール(黒皮)の少ない光輝なまし鉄線もございますので、ご相談下さい。

 

Q.品質規格は?

A.日本工業規格表示認定工場の材料を仕入れさせて頂いております。

 柔らかくて強度にも優れた材料です。

  下記に詳しく記載しておきます。

SWM-Aの規格|SWM-Aの強度 線径、成分、比重など

SWM-Aは普通鉄線に熱処理を施してやわらかくした「なまし鉄線」の規格線であり、別名、番線とも呼ばれます。線径の範囲は、0.10mm以上18.0mm以下で、一般用や金網用として定義されています。

 

実用上は、梱包の際に製品を縛ったり、固定したりするような結束線としての使い方や建築現場などで足場となる丸太を組んでいく際に、なまし鉄線で結束するといった使い方が知られています。また、結束線としてだけではなく、曲げたり、捻ったりしデザインされ商品化されたりもしています。

 

素材としては軟鋼線材を用いており、これを冷間加工した後、軟化のための焼きなまし(熱処理)を行った線材となります。断面形状は円形をしています。

 

なまし鉄線については、ねじり特性について規定されており、規格で定められた回数まで回転させても切れないことが求められます。機械的強度と同様に、線径が太くなればなるほど、破断するまでのねじり回数は小さくなります。引張強度については、直径寸法が1.80mmからの適用となります。

 

なお、焼きなましを経る為、表面にはスケール(黒皮)が出てしまいますが、これについては外観規定の適用外となっています。

 

SWM-Aの成分

 

軟鋼線材であるSWRM材を材料として用いている為、成分についてはこれに準じたものとなりますが、鉄線そのものには成分規定がありません。普通鉄線には、SWRM6やSWRM8が材料としてはよく使われており、これを焼きなましたものがSWM-Aとなるので、これらに準じた値となることが予想されます。

 

SWM-Aの比重

 

普通鉄線に焼きなましを行っているものとなりますが、熱間圧延鋼材がベースになっている為、他の鉄鋼系材料と比重については大きく変わらず、7.8前後になるものと推定されます。

 

SWM-Aの線径

 

鉄線の線径については規格により定められています。